気と筋肉と器官の関係
Roxtherapyを行うにあたり人体の大まかな活動を理解しなければならない。
人間が生きているということは、単に皮膚や骨格、筋肉、内臓器官があるのではなく、
正常に機能しているかどうかです。身体器官が正常に機能する原動力になっているのが「気」と言われている不思議なものです。
人類は長い間この「気」いう不思議な物(物質として捉えられていない物)の解明に時間を費やしてきました。時には天文学的にまたある時は磁場的に易や風水として気を捉え心身の苦痛を解消しようとしてきました。時代が進み今でいう対症療法的研究の結果、人体をめぐる気の発見が経絡であり、経絡と関連して心身の苦痛を緩和する気の調整点を経穴に見出し現在に至っていることは大変素晴らしい発見であったはずです。そのことは大宇宙の気の影響や土地の気の影響から人体を守るすべを見出した発見であり、今に継承されている超医学であり近い将来、気を科学的に解明したときに経絡や経穴の性質も解明できることであろう
さてそれでは具体的に「気」どんなものでしょうか。
一口に言い表すと「常に変化しその性質を持たない物」代表的な気として「水気」を想像してみましょう、H2O(水)としての性質をもち、熱を吸収しお湯になり、熱を発散することで氷と変化し、それでいてすべての汚濁受け入れ洗い流い気に変化します。
私たちの身の回りには沢山の「気」が存在しています。そして身体は常にそれらの「気」の影響を受け続け、何らかの反応を示し対応し活動しているのです。
気の循環
気は身体と天地の間を一日24時間に三回(2時間で1経絡)で全経絡と器官を循環します。